塗装シーラーとは?種類や役割を解説します!
塗装シーラーとは、外壁塗装において重要な役割を果たす下塗り材のことです。
家を新築したばかりで、これから外壁塗装を検討する予定がある方や、家を長く綺麗に保ちたいと考えている方、DIYで塗装に挑戦しようと考えている方、塗装の基礎知識を学びたいと思っている方は、ぜひこの記事を読んでみてください。
この記事では、塗装におけるシーラーの役割、種類、選び方について解説することで、読者が安心して外壁塗装を検討したり、DIYに挑戦したりできるようになることを目指します。
□塗装シーラーの役割とは?
シーラーは、外壁塗装において、下地と上塗り塗料の密着性を高め、塗料の染み込みを防ぎ、塗料の性能を向上させるなど、塗装の仕上がりや耐久性に大きく影響を与える重要な役割を担っています。
シーラーを塗ることで、以下のような効果が期待できます。
1:下地と上塗り塗料の密着性を高める
シーラーは、下地と上塗り塗料の間に橋渡しをする役割を果たし、両者の密着性を高めます。
これにより、塗料が剥がれにくくなり、塗装の耐久性が向上します。
2:上塗り塗料の下地への染み込みを防止する
シーラーは、下地の吸水性を抑え、上塗り塗料が下地へ染み込むのを防ぎます。
これにより、塗料の無駄を減らし、ムラのない美しい仕上がりを実現できます。
3:塗料の性能を向上させる
シーラーには、防カビ、防藻、防サビなどの機能を持つものがあり、上塗り塗料の性能を向上させる効果があります。
4:塗料の美観を向上させる
シーラーは、下地の色むらを隠したり、塗料の色をより鮮やかに発色させたりする効果もあります。
□シーラーの種類と選び方
シーラーには、様々な種類があり、それぞれの特性や用途が異なります。
1:水性シーラー
水性シーラーは、水溶性で環境に優しいのが特徴です。
乾燥時間が短く、臭いが少なく、扱いやすいことから、DIYでもよく使われています。
2:油性シーラー
油性シーラーは、水性シーラーに比べて耐久性が高く、屋外で使用されることが多いです。
3:ウレタンシーラー
ウレタンシーラーは、弾性があり、ひび割れに強いのが特徴です。
コンクリートやモルタルなどの外壁に使用されることが多いです。
4:アクリルシーラー
アクリルシーラーは、耐候性、耐水性、耐アルカリ性に優れ、様々な素材に対応できます。
5:シリコンシーラー
シリコンシーラーは、撥水性、防汚性に優れ、外壁の汚れや雨水を防ぎます。
6:フッ素シーラー
フッ素シーラーは、耐久性、耐候性、防汚性に非常に優れ、高性能なシーラーとして知られています。
シーラーを選ぶ際には、以下の点を考慮する必要があります。
・下地の素材
シーラーは、下地の素材によって適した種類が異なります。
例えば、コンクリートやモルタルにはウレタンシーラーやアクリルシーラーが適しています。
・上塗り塗料の種類
シーラーは、上塗り塗料との相性を考慮する必要があります。
・施工環境
シーラーは、施工環境によって適した種類が異なります。
例えば、雨天時は水性シーラーの使用は避け、油性シーラーを使用する必要があります。
□まとめ
この記事では、塗装におけるシーラーの役割、種類、選び方について解説しました。
シーラーは、外壁塗装の仕上がりや耐久性に大きく影響を与える重要な下塗り材です。
この記事を参考にして、最適なシーラーを選んで、美しい仕上がりを実現してください。
稲城市周辺で外壁塗装をお考えの方は、ぜひ一度当社にご相談ください。