ウッドデッキ防腐剤塗り方とは?木材保護の基礎知識から手順まで解説
ウッドデッキをDIYで作るのは、夢のある計画ですよね。
しかし、せっかく作ったウッドデッキを長持ちさせるには、防腐剤を塗ることが欠かせません。
防腐剤の種類や塗り方、注意点など、初めての方には不安も多いのではないでしょうか。
この記事では、ウッドデッキの防腐剤塗り方について、初心者の方でも分かりやすく解説していきます。
ウッドデッキを長持ちさせたいという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
□ウッドデッキに防腐剤を塗るメリット
1:木材の腐食やシロアリ被害を防ぎ、長持ちさせられる
防腐剤は、木材に含まれる水分を調整したり、シロアリなどの害虫から木材を守る効果があります。
そのため、防腐剤を塗ることで、ウッドデッキの木材が腐ったり、シロアリに食い荒らされたりするのを防ぎ、長持ちさせられます。
2:木材の美観を保ち、資産価値を維持できる
防腐剤には、木材の保護だけでなく、美観を維持する効果もあります。
防腐剤を塗ることで、木材の色褪せや変色を防ぎ、美しい状態を保てます。
また、ウッドデッキの美観を保つことで、資産価値を維持することも可能です。
3:環境に優しい素材を選べる
近年では、環境に配慮した成分で作られた防腐剤も増えています。
木材の保護と環境への配慮、どちらも実現できる防腐剤を選ぶようにしましょう。
□ウッドデッキ防腐剤塗り方
1:木材の表面を綺麗にする
防腐剤を塗る前に、木材の表面を綺麗にする必要があります。
汚れや古い塗料を落とすために、サンドペーパーなどで研磨し、木くずをきれいに取り除きましょう。
この作業をケレン処理といいます。
2:防腐剤の種類を選ぶ
防腐剤には、浸透型と造膜型の2種類があります。
浸透型は、木材の内部に浸透して防腐効果を発揮します。
木目を活かしたい場合は、浸透型を選びましょう。
造膜型は、木材の表面に膜を作り、防腐効果を発揮します。
耐久性が高いのが特徴ですが、木目が隠れてしまうことがあります。
3:防腐剤を塗る
防腐剤を塗る際は、ハケやローラーを使用します。
木材に沿って丁寧に塗り、塗り残しがないように注意しましょう。
防腐剤は、一度に厚く塗るのではなく、薄く重ね塗りするのがポイントです。
重ね塗りすることで、より効果的に木材を保護できます。
4:乾燥させる
防腐剤を塗ったら、しっかりと乾燥させましょう。
乾燥時間は、防腐剤の種類や気温によって異なります。
乾燥時間の目安は、商品パッケージに記載されているので、確認するようにしましょう。
5:仕上げ
防腐剤が完全に乾燥したら、仕上げ作業を行います。
仕上げ作業には、ワックスやニスなどを塗る方法があります。
ワックスは、木材に光沢を与え、汚れを防ぐ効果があります。
ニスは、木材を保護し、美しい光沢を与える効果があります。
仕上げ剤を使用する場合は、防腐剤と同様に、薄く重ね塗りをしてください。
□まとめ
ウッドデッキに防腐剤を塗ることで、木材の腐食やシロアリ被害を防ぎ、長持ちさせられます。
また、木材の美観を保ち、資産価値を維持することも可能です。
防腐剤を塗る際は、木材の表面を綺麗にし、防腐剤の種類を選んで、丁寧に塗るようにしましょう。
乾燥時間は、防腐剤の種類や気温によって異なりますので、商品パッケージに記載されている内容をよく確認してください。
防腐剤の塗り方さえマスターすれば、DIYで作ったウッドデッキを長く楽しめます。
当社は自社の職人のみで工事を提供できる完全自社施工の塗装会社です。
稲城市周辺で外壁塗装に関して不安がある方はぜひ当社までご相談ください。