外壁塗装の保証を徹底解説!保証内容と見落としやすい落とし穴
外壁塗装を検討中、またはすでに施工済みで、保証内容に関心を持つ方にとって、保証の理解は非常に重要ではないでしょうか。
特に情報に敏感な方々にとっては、将来のトラブルを回避するために、保証期間内でも適用されないケースを知っておくことが欠かせません。
この記事では、外壁塗装保証の種類と特徴、及び保証期間内でも適用されないケースの実例を解説します。
□外壁塗装保証の種類とその特徴
外壁塗装に関する保証は、大きく分けて「自社保証」「メーカー保証」「第三者保証」の3種類が存在します。
これらの保証は、保証を行う者と適用されるケースによって異なります。
1:自社保証
自社保証は、塗装工事を行った会社による保証で、保証の内容や期間は会社によってさまざまです。
長い保証期間を謳う会社もあるものの、具体的な保証内容を確認することが重要です。
会社が倒産してしまうリスクもありますので、その点も踏まえた上で選びましょう。
2:メーカー保証
メーカー保証は、塗料メーカーが製品に付けている保証です。
塗料によってはメーカー保証が付いているものもありますが、主に製品の保証であり施工不良に対する保証は適用されません。
3:第三者保証
第三者保証は、塗装会社が加盟するリフォーム団体や組合による保証で、会社が倒産した場合などに保証されることがあります。
□保証期間内でも適用されないケースの実例
外壁塗装における保証は、一見安心感を与えますが、保証期間内であっても適用されないケースが存在します。
1:保証期間内でも保証対象外
外壁塗装の保証は、特定の条件下でのみ有効です。
例えば、ひび割れや色褪せなど、経年劣化によって生じる問題は多くの場合保証の対象外となります。
これは、通常の使用による自然な劣化が想定されるためです。
したがって、塗装後数年であってもこれらの問題に直面した場合には保証を頼りにはできません。
2:保証書の不受領
外壁塗装の保証を受けるためには、正式な保証書の受領が不可欠です。
口約束や会社の説明だけでは不十分で、具体的な保証内容や期間、適用条件などが記載された文書を受け取る必要があります。
例えば、会社が「色褪せも保証する」と言っても保証書に記載されていなければ、後になって保証を受けられない可能性があります。
3:塗装会社の倒産
外壁塗装を施工した会社が倒産してしまうケースもあり得ます。
特に設立10年未満の新しい会社が長期の保証を提供している場合、その会社が存続している間だけ保証が有効であることを意味します。
そのため、会社の選定には注意が必要で、可能であれば確立された信頼性のある会社を選ぶことが望ましいです。
4:自己補修の実施
塗膜の剥がれが発生した場合、自分で補修を試みることは避けましょう。
自己補修を行うと、保証の適用外となるケースが多いです。
これは、補修によって原因の特定が難しくなり保証適用の可否判断が複雑になるためです。
不具合を発見した場合は、会社に連絡を取り、適切な対応を依頼することが重要です。
□まとめ
外壁塗装の保証には、種類によって異なる特徴と適用されるケースがあり、保証期間内でも適用されないケースが存在します。
住宅所有者としては、これらの情報を十分に理解し、適切な会社選びと保証内容の確認を行うことが重要です。
これにより将来のトラブルを避け、安心して外壁塗装を行えます。
当社では、稲城市・府中市・調布市を中心に、戸建て住宅やアパートの屋根塗装、外壁塗装を手掛けております。
外壁塗装を検討している方はぜひお気軽にご相談ください。