外壁塗装をお考えの方へ!各部の名称について知っておきましょう!
外壁材の選択は、耐久性、コスト効率、美観のバランスを考慮しながら行われる重要なプロセスです。
この記事では、外壁材の多様性をご紹介し、それぞれの材料が持つ特徴を明確にすることで、賢明な選択をサポートしますので、ぜひご覧ください。
□外壁の機能と美を支える「破風」の役割
*破風の基本概念と重要性
破風は、屋根の形状と外壁の接合部に位置し、防風、防水、防火の重要な役割を果たします。
切妻屋根の三角形の壁側に位置するこの部位は、屋根に吹き上げる風を分散させ、雨水の浸入を防ぎ、火災時の延焼を最小限に抑える役割を担っています。
*破風板の材質とその進化
昔は木材が主流でしたが、劣化の速さと耐火性の低さから、現在は窯業系や金属系の材質が主に使用されています。
窯業系は耐火性に優れ、見栄えも良いため外壁材としての人気が高く、金属系は耐久性に優れていますが、雨によるサビの影響が大きいという特徴があります。
*鼻隠しとケラバの役割
鼻隠しは軒先の部材で、垂木の切り口を隠し、強度を高め、木材の腐食を防ぐ役割を持ちます。
また、ケラバは屋根の端の部位で、日当たりの調整に効果的であり、雨水の浸入防止や紫外線から外壁を守る効果もあります。
□代表的な外壁材の名称とは?種類とその特性を解説します!
1.サイディングボードの多様性
サイディングボードは、窯業系、金属系、木質系、樹脂系など多様な種類があり、それぞれに特有の特性があります。
窯業系はデザイン性に優れ、価格も安定しており、金属系は耐久性が高いが、錆び止めの処理が必要です。
2.モルタル壁とタイル壁の特徴
モルタル壁は職人がコテで塗り上げる壁で、ひび割れが起きやすいが、弾性塗料で保護することが可能です。
タイル壁は意匠性に優れ、紫外線で劣化しにくいが、目地のシーリングやモルタルの補修が必要です。
3.コンクリート壁の耐久性とメンテナンス
コンクリート壁は、軽量気泡コンクリートパネルを使用し、ひび割れやしみ、中性化による内部の鉄筋の錆びなどの劣化が起きるため、撥水剤の塗布などのメンテナンスが必要です。
□まとめ
破風の役割から、サイディングボード、モルタル壁、タイル壁、コンクリート壁まで、各外壁材の特性について解説しました。
これらの情報を活用し、耐久性、コスト効率、美観のバランスを取りながら、最適な外壁材を選択できるので、ぜひ参考にしてくださいね。
当社は塗装以外にもさまざまな工事を承っておりますので、外壁塗装以外にも悩みをお持ちで、稲城市周辺にお住まいの方はぜひご連絡ください。