アルミサッシに塗装は必要?費用やメリット・デメリットを解説!
アルミサッシの塗装は、家の外観を美しく保つだけでなく、大切なサッシの寿命を長く保つための有効な手段です。
しかし、アルミサッシは他の素材と比べて塗装が難しいというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、アルミサッシの塗装が本当に必要なのか、費用やメリット・デメリットを解説していきます。
□アルミサッシに塗装は必要?
アルミサッシは、耐久性に優れ、メンテナンスの手間が少ないことから、住宅の窓枠として広く使われています。
しかし、長年使用していると、紫外線や雨風による劣化、汚れなどが目立ちはじめ、見た目に影響を与えるだけでなく、サッシの機能低下にも繋がることがあります。
1: サッシの劣化・腐食・サビ
アルミサッシは、鉄製のものと比べてサビに強いですが、塩害や排気ガスなどの影響で腐食が発生することがあります。
腐食は、サッシの強度低下や見た目悪化の原因となり、放置すると雨漏りやサッシの破損に繋がる可能性もあります。
2: 雨漏り
サッシのコーキングやパッキンが劣化すると、そこから雨水が侵入し、雨漏りの原因となります。
雨漏りは、住宅の構造を傷めるだけでなく、カビやダニの発生にも繋がります。
3: 塗膜の剥がれ・チョーキング
アルミサッシの塗装は、紫外線や雨風によって劣化し、塗膜が剥がれたり、チョーキングと呼ばれる状態になったりします。
チョーキングは、塗膜が粉状になって白く浮き出ている状態です。
見た目だけでなく、サッシの保護機能も低下するため、早めの対策が必要です。
4: 白い斑点(酸化アルミニウム)
アルミサッシに白い斑点が現れるのは、アルミが空気中の酸素と反応して酸化皮膜が形成されるためです。
酸化皮膜は、アルミの腐食を防ぐ役割を担いますが、汚れや塩分に弱く、剥がれやすいのが難点です。
剥がれた部分から腐食が進行するため、見た目だけでなく、サッシの寿命にも影響を与えます。
アルミサッシ塗装のメリット・デメリット
アルミサッシの塗装は、費用対効果の高いメンテナンス方法ですが、メリットだけでなくデメリットも存在します。
1: メリット
・美観の向上
塗装によって、アルミサッシの見た目を美しくすることができます。
家の外観に合わせて色を変えることで、イメージチェンジも可能です。
・腐食防止
塗装は、アルミサッシを紫外線や雨風から守る保護層となり、腐食を防ぐ効果があります。
・耐久性向上
適切な塗料を使用することで、アルミサッシの耐久性を向上させることができます。
・遮熱効果
遮熱塗料を使用することで、夏の暑さを軽減し、冷暖房効率を向上させることができます。
2: デメリット
・費用
塗装には、足場代や塗料代、工賃など、費用がかかります。
サッシ全体の塗装では、数十万円かかる場合もあります。
・耐久性
アルミサッシの塗装は、通常の塗装よりも耐久性が劣ります。
数年で塗り替えが必要になる場合もあるため、長期的なメンテナンス費用を考慮する必要があります。
・施工の難易度
アルミサッシへの塗装は、通常の塗装よりも難しいとされています。
そのため、専門業者に依頼することがおすすめです。
まとめ
アルミサッシの塗装は、劣化を防ぎ、美観を保つ効果がありますが、費用や耐久性などを考慮する必要があります。
塗装が必要かどうかは、サッシの状態や予算、生活スタイルなどを総合的に判断することが重要です。
稲城市周辺で外壁塗装をお考えの方は、ぜひ一度当社にご相談ください。