外壁の幕板はどんな役割があるの?劣化原因と費用を抑えるメンテナンス方法を解説
築年数が経ち、そろそろ外壁塗装を検討している方の中には、家のメンテナンスに興味がある、あるいは家の外観を良くしたいと考えているかもしれません。
費用を抑えたいと考えている家主さんもいるでしょう。
そんな方にとって、外壁の幕板は気になるポイントの一つではないでしょうか。
そこでこの記事では、外壁の幕板の役割やメンテナンス方法について解説していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
□外壁の幕板ってどんな役割があるの?
外壁の幕板は、1階と2階の境界部分にある横長の板のこと。
主に見た目を良くするための役割を担っています。
1: 外壁材を異なるものにする場合や、ツートンカラーにする場合などに、幕板は境目を隠したり、アクセントをつけるために使われます。
2: 例えば、1階をレンガ調の外壁材で、2階をサイディングで仕上げる場合、幕板によって素材の切り替わりを自然に見せることができます。
3: また、幕板をアクセントカラーにすることで、家の外観にメリハリをつけ、個性的なデザインに仕上げることも可能です。
□幕板の劣化原因と適切なメンテナンス方法
しかし、幕板は構造上、雨水が溜まりやすく、劣化しやすい部分でもあります。
1: 劣化の原因としては、雨水の浸入、ホコリやゴミの付着、ケレン作業の不備などが挙げられます。
2: 雨水は、幕板と外壁の隙間に入り込み、木材を腐らせたり、塗装を剥がしたりする原因となります。
3: ホコリやゴミは、幕板の表面に付着し、汚れやカビの原因になります。
4: ケレン作業とは、塗装前の下地処理のことですが、この作業が不十分だと、塗装の密着が悪くなり、剥がれやすくなってしまいます。
幕板のメンテナンス方法は、劣化の程度によって異なります。
1: 軽度の劣化であれば、塗装で済む場合もあります。
2: ひび割れや剥がれなどが発生している場合は、コーキング処理や交換が必要になります。
3: また、腐食が進んでしまった場合は、板金カバー工法など、より本格的な修理が必要となることもあります。
□まとめ
外壁の幕板は、家の外観を美しく見せるための重要な要素の一つです。
しかし、雨水や汚れに弱く、適切なメンテナンスが必要です。
定期的に状態をチェックし、必要に応じて適切なメンテナンスを行うことで、幕板の美観を保ち、家の寿命を延ばすことができます。
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