瓦棒屋根の塗装はいつすべき?劣化症状と費用、流れを解説
瓦棒屋根の塗装はいつすべきか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。築年数が経つにつれて、屋根は劣化し、雨漏りやサビなどのトラブルが発生するリスクが高まります。
瓦棒屋根は、トタンやガルバリウム鋼板などの金属製の屋根材に、瓦棒と呼ばれる角棒状の芯木が取り付けられた構造です。
この芯木が屋根の強度を高め、耐久性を向上させる役割を果たしています。
しかし、瓦棒屋根も年月が経つにつれて劣化していきます。
適切な時期に塗装を行うことで、屋根の寿命を延ばし、住まいの安全を守ることができます。
この記事では、瓦棒屋根の塗装時期や費用、工程などを詳しく解説していきます。
□瓦棒屋根の塗装はいつ必要?
瓦棒屋根の塗装は、劣化症状や築年数などを考慮して判断する必要があります。
1: 瓦棒屋根の劣化症状
瓦棒屋根が劣化すると、以下の様な症状が現れます。
・屋根材の表面にサビが発生している
・塗膜が剥がれて、下地が見えている
・屋根材にひび割れや穴があいている
・雨漏りが発生している
これらの症状が見られる場合は、塗装が必要なサインです。
放置すると、屋根の腐食が進行し、雨漏りなどの深刻なトラブルに繋がる可能性があります。
2: 瓦棒屋根の塗装時期の目安
瓦棒屋根の塗装時期の目安は、築10年〜15年です。
ただし、これはあくまでも目安であり、実際の塗装時期は屋根の劣化状況や使用されている屋根材の種類によって異なります。
3: 瓦棒屋根の塗装費用
瓦棒屋根の塗装費用は、屋根の面積や使用する塗料の種類、足場の設置費用などによって異なります。
一般的には、1㎡あたり1万円〜2万円程度が相場です。
4: 瓦棒屋根の塗装は、家の寿命を延ばす効果があります。
塗装を行うことで、屋根材を紫外線や雨風から保護し、サビの発生を抑制できます。
□瓦棒屋根塗装の工程を解説
瓦棒屋根の塗装工程は、大きく分けて以下の6つの工程があります。
1: 足場設置
高所作業となるため、安全に作業を行うために足場を設置します。
足場の種類は、建物の構造や周囲の環境に合わせて選ばれます。
2: 高圧洗浄
高圧洗浄機を使用して、屋根についた汚れや古い塗膜を洗い落とします。
洗浄することで、新しい塗料がしっかりと密着し、塗装の耐久性を高めます。
3: 下地処理
高圧洗浄後、下地処理を行います。
下地処理には、ケレン、シーリング処理、補修などがあります。
・ケレンは、錆や汚れを落とす作業です。
・シーリング処理は、屋根材の隙間を埋める作業です。
・補修は、ひび割れや穴などを埋める作業です。
4: 錆止め下塗り
下地処理が終わると、錆止め塗料を塗布します。
錆止め塗料は、サビの発生を抑制し、塗装の耐久性を高めます。
5: 中塗り〜上塗り
錆止め下塗り後、中塗り、上塗りを行います。
中塗り、上塗りには、お客様が希望する色や性能の塗料を使用します。
6: 最終点検〜足場撤去〜完成
塗装が完了したら、最終点検を行い、不具合がないかを確認します。
問題なければ、足場を撤去し、塗装工事は完了です。
□まとめ
瓦棒屋根の塗装は、適切な時期に行うことで、屋根の寿命を延ばし、住まいの安全を守ることができます。
稲城市周辺にお住まいの方々で塗装が必要かどうか迷っている場合は、当社にご相談ください。ご相談やお見積りの段階から、丁寧な工事、アフターフォローに至るまで、当社のベテラン職人が対応させていただきます。